赤の予感

山の中でクワガタやカブトムシ捕まえるような気持ちで、赤い列車を追っかけた。
早朝から頭の中、空っぽで。



無人駅で向かいの海を眺めながら列車待ち。
やがて踏切の警告音が鳴り響き、焦燥感いっぱいで「夢中」って気持ちになれる。


ファインダーに赤い列車が飛び込めば、狙撃手のように集中してシャッターを切る。


単線を行く各駅停車の列車を眺めてると、なんだか自由な気持ちになれる。
たとえ一瞬だけでも。

近くに踏み切りがない場所では、山間から鉄橋へいきなり列車が飛び込んでくる。

夜明けから日没まで、遊び疲れてくたくたに。
ガイドしてくれた北近畿さん、ありがとう。
久しぶりに、心地よい疲れのまま眠りにつきました。
キハ40 キハ189 播但線 JR西日本 山陰線 CANON EOS5D
2017-05-27 04:00