全部このままで

以前、近所の先輩とドライブしたときに話ししてもらったこと。


素粒子レベルで見ると、人も草も木も街灯も車もビルも、すべて同じである。


だから人は念によって、天地一切の物質と繋がっているということ。



160621001.jpg




















160621013.jpg



とけて流れれば、みんな同じじゃないけれど、なんとなくわかる気がした。

















160621004.jpg




















160621008.jpg



森の中、街の中、家の庭でも心の目を開くと、何かを語りかけてこられる気がして、


いろんな被写体を発見できる。













160621005.jpg




















160621012.jpg




















160621006.jpg




















160621007.jpg




















160621014.jpg




















160621015.jpg




















160621011.jpg




















160621010.jpg




















160621002.jpg



ひとコマひとコマに気持ちを込めて写せば、


その電気信号の中に自分の念が入り込むだろうか。



その作品は心ある人にだけ、何かを伝えることができるだろうか。









160621009.jpg




















160621003.jpg



目に見えないもので全部が繋がってる





悠々として急げ

コンプライアンスって言葉が聞かれるようになってから


テレビがつまらなくなり、人どうしの関係も


ぎすぎすした世の中になった気がする。




誰に遠慮して、かしこまって小さく生きる必要があるのか。




160605017.jpg



30年以上の付き合いの悪友たちとの宴会では


昔話しで盛り上がり酒がすすむ。



なんか面白いことないかなって話しで落ち着くことはない。











160605013.jpg



中2の時に中間テスト期間中に学校から家に帰らず


仲間5人でチャリで隣町の模型屋のはしごして


中華屋で晩御飯食べて夜の9時頃に帰ったら


おかんから「あんた○○君と一緒やった? ○○君の親がテスト午前に終わってるけど


うちの子が帰ってこないと学校に連絡して、えらい大騒ぎになってるよ。」


と言われた。



翌日、学校に行ったら職員室の前に並ばされて、担任に一人づつ殴られた。


後で○○君には、みんなでお前の親どんだけ過保護やねんと


なじったの覚えてるけど、人の親になった今にして思えば


午前にテスト終わってるのに、夜になっても子供が帰ってこないって


それは心臓が飛び出るくらい心配になる。



この出来事は、集団家出事件として仲間の間で一生語られる


すべらん話しになっている。











160605001.jpg




















160605002.jpg




















160605003.jpg




















160605004.jpg




















160605005.jpg




















160605006.jpg




















160605007.jpg




















160605008.jpg




















160605009.jpg




















160605010.jpg




















160605011.jpg




















160605012.jpg




















160605014.jpg




















160605015.jpg




















160605016.jpg




















160605018.jpg




















160605019.jpg



今にしてみれば笑い話っていう出来事はたくさんあり


いまだに落ち着かない仲間がたくさんいる。



焼肉屋に行って、必ずホットココアを飲む子


50才前にして乃木坂46にのめり込む子


冬の八甲田山を車で登って遭難してたり


鹿児島噴火の日に鹿児島にバンジージャンプしに行ったりと


小さくなった世間を鼻で笑ってる僕らは


何を求めて急いでいるのであろか。。。





160605020.jpg






サクラ散る

160507001-1.jpg




















160507001.jpg



今年のサクラはどこか寂しげで・・・
















160507002.jpg




















160507003.jpg




















160507004.jpg




















160507005.jpg




















160507006.jpg










160507007.jpg




















160507008.jpg




















160507009.jpg




















160507010.jpg




















160507011.jpg




















160507012.jpg



夢も人の縁も


近づいたり離れたり




浜辺に寄せる波のように






尊敬できる人

とてもとても尊敬できる先輩。


「名前を売ることより、君の芸術をとことん追求すれば」


と、助言してくれた。





いつも毅然としてた先輩が、父親の葬儀のあいさつで、


泣きじゃくってた。




式場の出口で先輩と硬く握手した、


なんだか涙が止まらなかった。










160405002.jpg
























160405003.jpg

























160405001.jpg








翌日、先輩から連絡があった。


来てくれてありがとう、嬉しかったと。




こちらこそ、いつも気にかけてくれて、


ありがとう。






路地裏の寸景

息子と男の二人旅


160315028.jpg















160315027.jpg















160315026.jpg















160315025.jpg















160315024.jpg















160315023.jpg















160315022.jpg















160315021.jpg















160315020.jpg















160315019.jpg















160315018.jpg
















160315017.jpg















160315016.jpg















160315015.jpg















160315014.jpg















160315013.jpg















160315012.jpg















160315011.jpg















160315010.jpg















160315009.jpg















160315008.jpg















160315007.jpg















160315004.jpg















160315003.jpg















160315001.jpg



歩きなれた路地から見知らぬ路地へ一歩踏み出す瞬間


少しの勇気と少しの好奇心と













160315002.jpg



すべてを受け入れて


寸景を切り取る













160315045.jpg















160315044.jpg















160315043.jpg















160315042.jpg















160315041.jpg
















160315040.jpg















160315039.jpg















160315038.jpg















160315030.jpg















160315037.jpg
















160315036.jpg















160315035.jpg















160315034.jpg















160315033.jpg















160315032.jpg















160315031.jpg















160315005.jpg



昼食の海鮮丼は美味しそうに食べてたけど、


一緒に歩く路地では、つまらなそうについてきた。













160315029.jpg



その日の夜、お風呂の中で、


「またあの路地行きたいなぁ~ 」だって。


ほんとは楽しかったんだ。










160315006.jpg



親の心、子知らずって言うけれど、


子供の気持ちどんだけわかってやれてるか。


感謝の気持ちなんかいらないから、


ただただ、幸せに成長して欲しい。









暮れゆく街で


160214001.jpg



暮れゆく街を歩いた


歩くつらさも忘れて


ただ、光のある方へ






160214002.jpg















160214003.jpg















160214004.jpg















160214005.jpg















160214006.jpg















160214007.jpg















160214008.jpg















160214009.jpg















160214010.jpg















160214011.jpg















160214012.jpg















160214013.jpg















160214014.jpg















160214015.jpg















160214016.jpg















160214017.jpg















160214018.jpg















160214019.jpg















160214020.jpg















160214021.jpg















160214022.jpg















160214023.jpg















160214024.jpg















160214025.jpg















160214026.jpg















160214027.jpg















160214028.jpg















160214030.jpg















160214032.jpg















160214033.jpg















160214031.jpg















160214034.jpg















160214029.jpg















160214035.jpg



たどり着けば、いつもと変わらぬ


暖かくてやさしいお日様



いつも進むべき方向を照らしてくれる


いつもいつも、ありがとう






白いフェンス

兵庫県作家協会展に出展してた作品の搬出のため、


原田の森ギャラリーにでかけた。



展示会場で自分の作品の前に立っていると、


年配の女性に声をかけられた。





151207001.jpg





「この白いフェンスの作品、あなたの作品ですか?」


「はいそうですけど。」


「良かった、私、昨日もここに友達と見に来たんですけど、

 友達がこのフェンスが目に焼き付いて取れないって言うんです。

 だから、私作品の搬出に行くから撮影した人がどんな方か、

 出会って話しを聞いたげると言ったんです。
 
 やっぱり若い方やったんですね。

 どうしてフェンスだけ撮ろうと思ったんですか?」


「いえいえ、フェンスじゃなしに、光と影を撮りたかったんです。

 僕、街を歩いて光と影を探すのが好きで、こんな写真ばっかり撮ってるんです。

 審査員には評価されませんけどね。」


「いえいえ、素敵な作品を見せてもらってありがとう。
 
 フェンスの隅っこが破れてるもの素敵だと話ししてだんです。

 これからも頑張って光と影、撮り続けてくださいね!」




 深い闇の中に、一筋の光が差した瞬間だった。















151207003.jpg















151207004.jpg



いそろくさんの写真、斬新で好きっ!って言われることが、


どんなに偉い審査員の評価より救われる。



その一言で、撮影に費やした時間や努力が報われる。















151207002.jpg



夢って、強く握れば握るほど壊れちゃうのかな。


ほどよく握ってるほうが叶うのかな。





Grows to the sun

可憐な花


一生懸命 背伸びして


風に揺られて


雨に打たれ



151120001.jpg



それでもお日様に向かって


凛と咲き続けて








151120002.jpg















151120004.jpg















151120003.jpg















151120005.jpg















151120007.jpg















151120006.jpg















151120008.jpg



休みなく咲き続けてる日々に


幸多いことを願って





オネスティ

常に右か左かと選択を迫られた日々


そこから解放されて


もう半年が過ぎた


嫌いだった街も


少し好きになれたかな




151105001.jpg















151105002.jpg















151105003.jpg















151105004.jpg















151105005.jpg















151105006.jpg















151105007.jpg















151105008.jpg















151105009.jpg















151105010.jpg















151105011.jpg















151105012.jpg















151105013.jpg















151105014.jpg















151105015.jpg















151105016.jpg















151105017.jpg















151105018.jpg



この瞬間も、すべては過去へ


今日を笑い飛ばせたら


また明日も笑顔で


その次の日も





高野山をゆく その③海南市の漁港

150912001.jpg



見知らぬ土地への旅の締めくくりは、やっぱり港かな。











150912002.jpg















150912003.jpg



整然と並べられた漁船、


余計な物がない綺麗すぎる港は、


港以上のものを感じることはなかった。




汚れた港は、ゴミの中に人間味みたいな美しいさが存在する。









150912004.jpg















150912005.jpg















150912006.jpg















150912007.jpg















150912008.jpg















150912009.jpg















150912010.jpg















150912011.jpg



今日も、日が暮れる


人の世は無常だらけで


太陽とその先の惑星は


常に正確に、ときを刻んでる






高野山をゆく その②金剛峯寺

150822003.jpg



平成27年、高野山は弘法大師さんによる密教の道場建設から、

ちょうど1200年を迎えるらしいです。








150822025.jpg



お盆前、日本人外国人の観光客でごった返す高野山。


いつも冬に訪れて、静寂な高野山が好きだったけど、


人また人を避けて金剛峰寺の境内を拝観する。





150822001.jpg















150822002.jpg















150822004.jpg















150822005.jpg















150822006.jpg




中庭は、にぎかやな表参道とは一変して、


静寂な時間に包まれていた。







150822007.jpg















150822008.jpg















150822009.jpg















150822010.jpg















150822011.jpg















150822012.jpg















150822013.jpg















150822014.jpg















150822015.jpg















150822016.jpg















150822017.jpg















150822018.jpg















150822019.jpg















150822020.jpg















150822021.jpg















150822022.jpg















150822023.jpg















150822024.jpg















150822026.jpg



うわべをなぞるだけの観光ではなく、


そこに生きる人達の暮らしを感じてこそ、


訪れる価値があるのかな。


高野山の宇宙を少し感じる旅でした。





次回、高野山をゆく その③海南市の漁港に続く。




高野山をゆく その①奥之院

高野山奥之院


自分にとって特別な場所


そこには、母方の大叔母が眠る墓がある




150812001.jpg















150812002.jpg















150812003.jpg















150812003-2.jpg















150812004.jpg















150812004-2.jpg















150812005.jpg















150812005-1.jpg















150812005-2.jpg















150812006.jpg















150812007.jpg
















150812009.jpg















150812009-1.jpg















150812010.jpg















150812011.jpg















150812012.jpg





僧侶だった大叔母は、地方の坊主丸儲けの僧侶ではなく、

厳しい修行の末、霊能力を身に付け、その霊視によってたくさんの人々を苦しみから救った。

結果、霊視が自分の命と引き替えになり、若くしてこの世を去った。

人のために生きた大叔母は、私の誇りだ。







150812013.jpg



「杉子のおばちゃん再び参りました。 安らかに眠ってください。」










次回、高野山をゆく その②金剛峯寺に続く。





こころ

梅雨の合間、台風近付く間際


湿気が多くて体が重い夕暮れ


思いがけなく、ふと連絡船に飛び乗った








150712002.jpg















150712001.jpg















150712003.jpg















150712004.jpg















150712005.jpg















150712009.jpg















150712006.jpg



半年ぶりの岩屋港は


もう海開きの準備中








150712007.jpg















150712008.jpg















150712012.jpg















150712010.jpg















150712014.jpg















150712013.jpg















150712011.jpg















150712016.jpg















150712017.jpg















150712018.jpg















150712019.jpg















150712027.jpg



奇跡的に雲の切れ間から


お日様の優しいオレンジ色が








150712020.jpg















150712021.jpg















150712022.jpg















150712023.jpg















150712024.jpg















150712025.jpg















150712028.jpg



見慣れたはずの景色が


見知らぬ路地になる前に


また訪れるかな










150712026.jpg















150712029.jpg




帰りたくなーいって駄々っ子の様に


泣いて泣いて泣き疲れて


波に揺られながら寝てしまうかな





みたされて儚い時間

地図を持たない旅



ガイドブックなんかいらないよ


気の向くまま風のように


時間を気にせず


ただ光を探して



150627011.jpg















150627001.jpg
















150627002.jpg















150627003.jpg
















150627004.jpg















150627005.jpg















150627006.jpg















150627007.jpg















150627008.jpg















150627009.jpg







てくてく歩く港町


こんな所で住んでみたいな







150627010-2.jpg















150627012.jpg















150627013.jpg















150627014.jpg















150627015.jpg















150627016.jpg















150627017.jpg















150627018.jpg















150627019.jpg















150627020.jpg















150627021.jpg















150627022.jpg















150627023.jpg















150627024.jpg















150627025.jpg















150627026.jpg















150627028.jpg















150627029.jpg















150627030.jpg















150627031.jpg















150627032.jpg















150627033.jpg















150627034.jpg















150627035.jpg















150627036.jpg















150627037-2.jpg



とてもみたされていて


とても儚い時間



共有するもの

雨上がり港町


雲の隙間からの光を求めて


てくてく歩く路地の光景




150517001.jpg















150517002.jpg















150517003.jpg















150517004.jpg















150517005.jpg















150517006.jpg















150517007.jpg















150517008.jpg















150517009.jpg















150517009-1.jpg















150517010.jpg















150517011.jpg















150517012.jpg















150517013.jpg















150517014.jpg















150517015.jpg















150517016.jpg















150517017.jpg















150517018.jpg















150517019.jpg



思い出深い港を


ひたすら歩く。。。









150517020.jpg















150517021.jpg















150517022.jpg















150517023.jpg















150517024.jpg















150517025.jpg















150517026.jpg















150517027.jpg














150517028.jpg



お日様が顔だした瞬間


すべての被写体が


まぶしく輝きだした






150517029.jpg















150517030.jpg















150517031.jpg















150517032.jpg















150517033.jpg















150517034.jpg















150517035.jpg















150517036.jpg















150517038.jpg




共有する時間


共有する思い出


形の無い共有物だから


心に深く残るのかな



あと少し

夕暮れの風が心地よかった


ほんのり塩の香り



とても落ち着いた気持ちで歩けた





15043001.jpg















15043002.jpg















15043003.jpg















15043004.jpg















15043005.jpg















15043006.jpg















15043007.jpg















15043008.jpg















15043009.jpg















15043010.jpg















15043011.jpg















15043012.jpg















15043013.jpg















15043014.jpg















15043015.jpg















15043016.jpg















15043018.jpg















15043019.jpg















15043020.jpg















15043021.jpg















15043022.jpg















15043023.jpg















15043024.jpg















15043025.jpg















15043026.jpg















15043027.jpg















15043027-2.jpg




日没まであと少し



時間が止まって欲しいと思った



コメント(2) 

初夏の風

土曜の朝



淡路島 岩屋への旅



15042601.jpg















15042602.jpg















15042603.jpg















15042604.jpg















15042605.jpg















15042606.jpg















15042607.jpg















15042608.jpg










一人で乗るジェノバライン



こんなに大きく揺れたかな



沖の風はとても冷たく



とてもキツイ日差しが










15042609.jpg















15042610.jpg















15042611.jpg















15042612.jpg










港に着くと



傷だらけのノラが



アクビしながら迎えてくれた










15042613.jpg















15042614.jpg















15042615.jpg















15042616.jpg















15042617.jpg















15042618.jpg















15042619.jpg















15042620.jpg















15042621.jpg















15042622.jpg















15042623.jpg















15042624.jpg















15042625.jpg










いつのも海岸にたどり着く



気持ちも大きく波にとけてゆく










15042626.jpg















15042627.jpg















15042628.jpg















15042629.jpg















15042630.jpg










岩屋の細くてキツイ上り坂



重い足取りも小さな花に癒されて










15042631.jpg















15042632.jpg















15042633.jpg















15042634.jpg















15042635.jpg















15042636.jpg















15042637.jpg















15042638.jpg















15042639.jpg















15042640.jpg





帰りの連絡船を待つ



初夏の風を感じながら



コメント(2) 

言葉にならない気持ち

通過できると思ってた扉が開かなかった



すべてがうまくいくとは思ってないけど


桜は潔く散ったけど


無我夢中で頑張ったからこそ


とても悔いが残る





15042901.jpg























15042902.jpg























15042903.jpg





いつも背中を押してくれてありがとう



次の扉を蹴り開ける


強い意志、切ない気持を1コマに込めて



港をゆく

仲間との旅

二人だけの旅

家族との旅


そして

ひとり旅



15032901.JPG















15032902.JPG















15032903.JPG















15032904.JPG















15032905.JPG






春の訪れを感じながら


お世辞にもきれいとは言えない二見港を歩いた


うっすら汗をかきながら






15032906.JPG















15032907.JPG















15032908.JPG















15032909.JPG















15032910.JPG















15032911.JPG















15032912.JPG















15032913.JPG















15032914.JPG















15032915.JPG















15032916.JPG















15032917.JPG















15032918.JPG















15032919.JPG















15032920.JPG






船底にペンキを塗る漁師


釣りする人


散歩する人


どこまでも続く港の日常の光景






15032921.JPG















15032922.JPG















15032923.JPG















15032924.JPG















15032925.JPG















15032926.JPG















15032927.JPG















15032928.JPG















15032929.JPG



一生に一度しか撮れない写真


そんなのどうでもいい


日々淡々と歩き


淡々と撮る


ただそれだけ



放浪者

放浪の旅


気の向くまま


風の吹くままに


明日の予定も気にしない





15022801.JPG















15022802.JPG















15022803.JPG















15022804.JPG















15022805.JPG















15022806.JPG















15022807.JPG















15022808.JPG















15022809.JPG








初めて訪れる福良港


目にうつるもの


すべてが新鮮で


すべての被写体が


いとおしい








15022810.JPG















15022811.JPG















15022812.JPG















15022813.JPG















15022814.JPG















15022815.JPG















15022816.JPG















15022817.JPG















15022818.JPG















15022819.JPG















15022820.JPG















15022821.JPG















15022822.JPG



どれだけ歩けば


どれだけ写せば


むくわれるだろう






冬のヒカリ

15011201.JPG





冬の光は

どこか寂しげで

センチメンタル


でも温かみがあり

春への予感を感じる





15011202.JPG















15011203.JPG















15011204.JPG















15011205.JPG















15011206.JPG















15011207.JPG















15011208.JPG















15011209.JPG















15011210.JPG





新春、山本先生の悲報を聞いた


娘さんの憔悴しきった顔を見るのが辛かった


80歳を超えられてた個人開業医の山本先生


いつも応援してくれてた  いつも励ましてくれてた


いそろく君

君の感性は素晴らしい

君の作品はファンタスティックだ

だからもっと、もがき苦しみ

上を目指すんだ



15021211.JPG



深く尊敬できる人

山本先生のご冥福を

深く深くお祈ります



街の風景

14120601.JPG



ねえねえ、母さん、あの人何撮ってるの?


たぶん街の風景を撮ってるのかな。


そっか、街の風景を撮ってるのか。


綺麗な夕日やもんね。



すれ違う親子の会話。



商店街のアーケードの下、僕をずっと眺めて通り過ぎる男の子。



14120602.JPG















14120603.JPG















14120604.JPG















14120605.JPG















14120606.JPG















14120607.JPG















14120608.JPG















14120609.JPG















14120610.JPG















14120611.JPG















14120612.JPG















14120613.JPG



街の風景を撮ってるんじゃないよ。


街の光を撮ってるんだよ。




新しい扉から

14112301.JPG



友達から、日常の何気ない子供の写真を撮影してと頼まれた。



七五三なんかぜんぜん連れて行ってない。


その帰りにスタジオで撮影する、


着物で作り笑顔の写真、とても高額な料金の一枚、


それって、たんに親達の自己満足やと語ってくれた。



それ聞いたとき、「はっ」とした。


自分の子供達のときは、そうするのが義務のように思ってたけど。


子供がほんとに喜んでくれるのは、


なにげない日常の中にある、一瞬の切り取りなのかな。










14112302.JPG














14112303.JPG















14112304.JPG















14112305.JPG















14112306.JPG















14112307.JPG















14112308.JPG















14112309.JPG















14112310.JPG


この子供達が大きくなって、この写真を見て、


おっ!って思ってくれたら嬉しいな。










14112311.JPG


一歩一歩つたない小さいな歩み


でも彼には、とても必死で大きな歩み





夏の終わりに

まだまだ強い日差しの中


額の汗を拭いながら


見慣れた路地を歩き続けた



14101201.JPG















14101202.JPG















14101203.JPG















14101204.JPG















14101205.JPG















14101206.JPG















14101207.JPG















14101208.JPG















14101209.JPG















14101210.JPG















14101211.JPG















14101212.JPG















14101213.JPG















14101214.JPG















14101215.JPG















14101216.JPG















14101217.JPG















14101218.JPG















14101219.JPG















14101220.JPG















14101221.JPG















14101222.JPG















14101223.JPG















14101224.JPG















14101225.JPG




今年も夏が終わり、また秋へ



つまらい日常の繰り返し


それでも少しずつ季節はうつろい


人生は大きく成熟していく




夢見る頃を過ぎても

友達3人で


おもいっきり笑った


おもいっきりはしゃいだ


週末の播但線



14062901.JPG










「年をとると、楽しいことなんて無くなるよ」

って、誰かに言われたことあるけど、

そんな卑屈な年寄にはなりたくない。










14062902.JPG















14062903.JPG















140629031.JPG















140629032.JPG















14062904.JPG















14062905.JPG















14062906.JPG















14062907.JPG















140629071.JPG















140629072.JPG















140629073.JPG















14062908.JPG















14062909.JPG















14062910.JPG















14062911.JPG















14062912.JPG



週末の播但線


風の中に消えていく


3人の笑い声



それぞれの休日

休日の午後、思いの詰まった海岸、路地、港を散歩した。


とても日差しがきつかった。


平日の忙しい日々が、ばかばかしいと思った。



14060701.JPG















14060702.JPG















14060703.JPG















14060704.JPG















14060705.JPG















14060706.JPG















14060707.JPG















14060708.JPG















14060709.JPG















14060710.JPG















14060712.JPG















14060713.JPG















14060714.JPG



休日の午後


穏やかな空の下


それぞれの午後





熊野古道放浪記 その②

熊野本宮大社を出て、あてもなく十津川村方面へ車を走らす。


途中の交差点で、玉置神社まで右折10キロとの看板が目に付く。


「掘りさん、玉置神社って良さそうやね。

右折してもらってもいいですか?」


「はい、いそろくさんのご希望ならどこでも行きますよ!」


交差点を、右折するなり狭い急な登りの峠道に。


「こんな山道を10キロも進むの~」と、

叫びながらハンドル右左に慌ただしく切り返す掘りさん。


いくら登っても頂上が見えず、下界が小さくなっていくばかり。


そのうち白い物がちらほらと空から降ってきたと思ったら

いきなりドカ雪の吹雪になって、一面真っ白。


掘りさんが叫んだ。

「あの~いそろくさん、私、昨日スタッドレスタイヤから

ノーマルタイヤに替えたばっかりやねんけど。。。」


2月に秀明会で、八甲田山で遭難した悪夢がよみがえる。


4月も中旬やのに、恐るべし熊野古道。


なんとか頂上にたどり着くと、玉置神社の駐車場だけが、

ぽつんとあり、標高1000メートル以上で見渡すかぎり山また山。


案内図を見ると、神社へは徒歩30分と書いてある。


掘りさん、「私、寒いから車で待ってます。」





14042715.JPG





春の薄着で、どうしょうかと一瞬考えたけど、家から5時間もかけて

来たから行くしかないでしょと、威勢よく車から飛び出たけど、

雪があって突風が吹いて寒いのなんの。


「真冬やん~」と叫びながら、本殿へと早足で参道を進む。


しかし参道は、とても神秘的で雪の薄化粧が、さらに美しさを増して、

カメラを向けるのが楽しくて寒さを忘れるほどでした。





14042716.JPG















14042717.JPG















14042718.JPG















14042719.JPG















14042720.JPG















14042721.JPG















14042722.JPG















14042723.JPG















14042724.JPG





本殿へ参拝を済ましてからの帰り道、

なんか急に体が重くなり足が動かなくなった。


もともと風邪ぎみで体調が良くなかったけど、

撮影の集中力とこの寒さでさらに体調が悪化したようで、

駐車場まで帰れないと思って座り込み、

猪年の後先考えず突進する性格がアダになったと深く反省する。



休み休み、なんとか駐車場に戻ると、お日さまが顔出してくれたよ!!



14042725.JPG





「パワースポット」そんな簡単な言葉では表すことのできない、

何千年も続く幻想的で神秘的な、熊野本宮大社、玉置神社への旅でした。





追伸

その帰りみち、堀さんが十津川村の谷瀬の吊り橋に寄ってくれたけど、

発熱でふらふらしてたため、吊り橋を見るだけで渡ることができませんでした。


けっして高所恐怖症ではございません。。。




熊野古道放浪記

この日、掘りさんと、あてのない旅へ



熊野古道を、気の向くまま風の吹くままに車を走らせ、


熊野本宮大社にたどり着きました。




14042701.JPG















14042702.JPG















14042704.JPG















14042705.JPG















14042706.JPG















14042707.JPG















14042708.JPG















14042709.JPG





この日は、天候が不安定で、晴れたと思ったらすぐに雲って、また晴れて。


昼食に入ったうどん屋で、メニューには、うどんしかなかったけど、


そばが欲しいと無理頼んでみたら、そばもできますと言われたんでビックリしました。


昼食を済ませて店を出ると、なんとどしゃ降りの雨。


待ってても仕方ないので、カメラを必死で守って、本宮の駐車場まで猛ダッシュ。


どしゃ降りの雨の中、300mm走った地点で、突然雨がやんで晴れた。


全身べたべた。


店で待ってたら良かった。


猪年の待てない性格がアダに。





14042710.JPG















14042711.JPG















14042712.JPG





熊野本宮大社は、もともと何千年もの間、河川敷にあった。


明治時代、森林の伐採が進み、保水力を無くした山のせいで、


大雨の時、河川が氾濫して、本宮大社は壊滅状態になったらしいです。


その後、現在の高台に移されたようです。


本宮大社の跡地も訪れました。





14042703.JPG















14042713.JPG















14042714.JPG



熊野古道は、神秘的で魅力的な場所がたくさんあります。



次回、秘境の玉置神社編に続く。




絵心

夕暮れの街を、カメラぶら下げて歩いてた。



幼い孫を、おんぶして歩くお婆さん。


「僕、そろそろ降りないかな?」

と、お婆さん。


「いややいやや、もっと乗っときたい」

って、だだこねてるチビちゃん。



自分の小さな時も、この子と同じように、よくばあさんにおぶってもらって、


いつも降りたくないと、だだこねてたの思い出した。





14032901.JPG





昨年の暮れに祖母が亡くなって、もう100日が過ぎた。



自分が物心付いた頃から、祖母は毎晩寝る前に、


これに自由に絵を描きなさいと、大きな画用紙を一枚渡してくれた。


毎晩、鉛筆やマジックで、自分が好きな動物や戦艦の絵を夢中で描いた。


その横で、祖母も動物やちっちゃい子供の絵を描いてた。


祖母の絵は、とても上手く、カバやゾウがほんとに生きて歩きそうな絵だったのを覚えてる。


自分が絵を描くことに対して、ここを直しなさいとか、ここをこうしなさいとか一切口を出さず、


良いとも悪いとも言わずに、ただ自分の横に並んで同じように絵を描いた。


おかげで、いつのまにか自由に好きなように絵を描くことが好きになってた。


図画の授業では先生の教えを無視して、独特な絵を描いて、よく賞をもらってた。



毎晩、祖母と絵を描いてたことが、今の撮影に生かされてるとよく考える。


幼い僕に、絵心を宿してくれた祖母に深い感謝を。




祖母が亡くなった次の日の夜、夢を見た。


デパートで、うちの長男が迷子になって、必死で探してたら、祖母が長男の手を引いて現れた。


「しっかり子供の手、握ってなきゃあかんよ」って、ほほ笑んでた。






クモリノヒ


青空を探したけど、


どこまで行っても曇ってた。



14031601.JPG















14031602.JPG















14031603.JPG















14031604.JPG















14031605.JPG















14031606.JPG















14031608.JPG















14031612.JPG















14031609.JPG















14031607.JPG



空が灰色なら海も灰色


空が青色なら海も青色


空が夕焼けなら海も夕焼け


空が笑ったら海も笑うかな



14031611.JPG



空と海


光と影


君と僕



14031610.JPG



どこまでも相対的で


いつまでも続いていく



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。