正月の夜遅く、布団の中。

浅い眠りに、携帯電話の着信音が鳴り響く。


「おー、久し振り、元気しとー??」:彼

「あー、寝てたからもう切るわな。」:私

「何でやねん。」:彼


もう、何年も会ってない旧友からだ。


「年賀状ありがと。

今から年賀状書いて出すからな。」:彼



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彼、昔から破天荒な無頼漢。

はちゃめちゃで、毎日、酒浸り。

一緒になって、無茶なことばっかりやってたっけ。



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その昔、彼から携帯電話に、もう死にたいと連絡あってから、愛車と共に行方不明に。

彼の母親が何回も居場所がわかったら教えて欲しいと連絡がある。

一週間ほどして、彼から、今、北海道に居ると連絡があった。

高速道路をぶっ飛ばして、気付いたら北海道に来てたらしい。

どんだけ、気付くの遅いねんと、ツッコミ入れたこと覚えてる。



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電話の話しを聞くと、今だに、はちゃめちゃな生き方で、年末の会社の忘年会で、

気が付けば病院のベットの上で寝てたらしい。

酔い潰れて歩道で寝てたらしく、凍死寸前で救急車で運ばれたけど、病院で暴れたらしい。

体を強く押さえつけられて、全身青アザだらけやけど、まっく覚えてないらしい。

その体験以降、彼、気付いたらしい。


 ”普通に生きているのが幸せ”と。


40才前になって、ようやく気付いたんか。

どんだけ、気付くの遅いねんと、ツッコミ入れた私。

って、10年前にも、行ったことあるようなセリフ・・・



電話を切った後、布団の中で、いつしか社会の歯車に小さくはまってると、自分につっこんだ。。。



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